- 2016-12-2
- Gourmet
今、若い男性の間ではスィーツ好きということを、なんら照れることなく、むしろ堂々と誰はばかる事なく甘いものを積極的に楽しむ、いわゆるスイーツ男子がモテ男の部類に入るという。男のくせにチョコレートや甘いものが好きだなんて、なんだか軟弱な男と感じるのは、もはや前世紀の昭和世代ならではの感覚なのかもしれないが、せっかくそういう時代になったので、この際、正直に告白すると筆者はチョコレートが大好きだ。お酒もしこたま飲むが甘いものにも目がない、いわゆる両刀使いである。仕事の合間に、お酒のお供に、いつでもチョコレートがあれば幸せである。
チョコレートに含まれるポリフェノールには、がんや動脈硬化などの病気の原因を引き起こす活性酸素の働きを抑え、血中の悪玉コレステロールや酸化を防ぐ抗酸化作用がある事はすでに広く知られている。またチョコレートの甘い香りには、集中力や記憶力を高める効果があることが最近の研究で明らかになっており、さらにテオプロミンという成分が神経を鎮静させる作用があり、リラックス効果もあることまでわかっている。とか、いい事ずくめのチョコレートだが、まあそういうウンチクはさておき、バレンタインに女性からいただくチョコレートは格別だし（ほとんどが“義理”という接頭語付きだが）自分用に購入するチョコレートには、かなりのこだわりを持っている。
前置きが長くなったが、チョコレートといえば、下は20円のチロルチョコから上は一粒ウン千円もするような超高級チョコまで、その味や素材や製法など千差万別である。スーパーのチョコレート売場も楽しいが、デパートのショーケースに並ぶそれは、それぞれ熟練のショコラティエが丹誠込めて創作したオリジナリティ溢れる、一粒ひとつぶを眺めて歩くだけでワクワクしてくる。
ゴディバと同じベルギー王室御用達ブランド
こと沖縄において、特にギフトやバレンタイン用のチョコレートといえば、これまでの筆頭はやはりゴディバであろう。確かにそれは贈る側にとっても贈られる側にとっても、とりあえずは納得させるだけの定番ブランドであり、まさに黄門様の印籠並みのご威光を放っているのは事実。
かような沖縄のチョコレート事情に、ついにこの秋、そのゴディバの牙城に迫る大物ブランドが、同じくベルギーからもうひとつの「王室御用達！」のご威光を引っさげて上陸してきた。それが今回紹介するGaller（ガレー）である。ちゅら玉やマーサンミッシェルを展開する沖縄の株式会社ココスアイランドオキナワが日本総代理店の権利を取得。全国に先駆けて沖縄から販売を開始。全国へと展開する。
ヨーロッパのGallerの店舗
Gallerは1976年、21歳の若さで自らのチョコレートショップを設立した、天賦の才を持つJean Galler（ジャン・ガレー）によるブランド。その品質が、厳格な諸条件と審査に合格し、1994年、異例の早さで「ベルギー王室御用達」認定を受ける。以来、ベルギーの伝統的なチョコレートづくりを世界に広めるべく、厳選された素材のみを使用した最高級品質のチョコレートを作り続けている。
右が、Jeane Galler（ジャン・ガレー）
口溶けの良さと素材が混ざりあう独特の味わい
Gallerの特徴は、ベルギーチョコレートの中でも、一粒ずつのサイズが小さめなことにある。これは一口で味わって、その独特で魅力的な口溶けを楽しんでもらうためのこだわり。材料配合の絶妙なバランスにより、チョコレートそのものはもちろん、その中に包み込んだ素材の味を最大限に引き出している。当然ながら人工的な香料や着色料などの添加物はいっさい使用していないのは言うまでもない。
その代表的なシリーズが、まるでクレパスかルージュのような色彩鮮やかな包装が可愛いジャン・ガレー自慢のバープラリネ。味・素材・香りのバリエーションの中から11種類のアイテムが楽しめる。それらを揃えたコレクションボックス「Mini Bar Collection」はまさに24色入りクレヨンのようで、王室御用達ながら、どちらかというとポップでカジュアルなデザインがおもしろい。一瞬チョコレートとはわからないサプライズな演出の贈り物にも最適だ。
まるでパステルやクレヨンのような可愛らしさ
これで落ちない女性がいるだろうか
ギフトに最適といえば、Gallerにはもうひとつ忘れてはならないのが、「ジュエリーボックスコレクション」。その名の通り、Gallerのチョコレート一粒ひとつぶをまさに宝石ようにセットしたギフトボックスである。チョコレートを食べた後は文字通りクラシカルでラグジュアリーなジュエリーボックスとしても使用できる。これは、男性から女性へのプレゼントとして相当、高得点を稼げるはずだ。気になる女性に、いきなり高価なジュエリーや時計を贈るのはかえってガードを固くしてしまう恐れもあるが、これならむしろ、そのガードを緩めるのにかなり効果的だろう。
まさにジュエリーボックス。
もちろんギフトに限らず、自分用としてもぜひ楽しんでほしい。ちなみに筆者は今日頑張った自分へのささやかながら贅沢なご褒美として、バープラリネの11種類を、１日の終わりに一粒ずつ晩酌ウイスキーやワインのお供として楽しんでいる。
というわけで、チョコレート男子垂涎のブランド、Gallerは現在、那覇空港内「ココスアイランド」ちゅら玉ブースで購入できる。
Gallerについてのお問合せはコチラ↓
株式会社ココスアイランドオキナワ http://www.cocos-island.co.jp/
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